キジの羽の模様に似ているからキジの名前を貰いました キジバト

昨日のキジより見劣りするなんて言わないで～！（＞＜）


私の祖父の代から来ている古株の鳥です（たまに家の庭に巣を作ります）
たになみ家ではこのキジバトの事をポッポと呼んでいます（＾＾）
ポッポ達が居るおかげで、家の周りにはドバトが居ません（追い払ってくれているようですｖ）



まんが日本昔話でこんなキジバトのネタがありました

むか～し、むかし、言われた事にたいして何でも反対の事をにする若者がいました
田んぼを耕せと言えば、畑を耕し
水をくめと言えば、火を焚き始めるありさま

ある時その若者の父が病で倒れてしまいました
父が粥を食べたいと言えば、固めに炊いた飯
柔らかい布団が欲しいと言えば、ごわごわの固い布団

こんなでは父の病もよくなる筈がありません
だんだん弱っていきました

前々から若者の父は墓を作ってもらうなら山の上がいいと思っていました
川は雨が降るとすぐに氾濫して流されてしまうからです
そこで父は死ぬ前に

「わしが死んだら川のほとりに墓を作ってくれ」

息子が逆のことをすると思いあえて川と言いました

父が亡くなると息子は悔やみました
自分が逆の事ばかりしていたから父は亡くなったんだと・・・
せめて父の最後の言葉にはちゃんと従おうと思い墓を川のほとりに作りました

まじめになった若者はもう逆のことはせずまっとうに暮らしていました
そんな中、雨が降り川が氾濫すると若者は急いで父の墓を守りに向かいます

「おっとぅ（父さん）、今行くからな、おっとぅ（父さん）」

何度も何度も・・・

ある年、雨が降ったり止んだりな日が続きました
家と墓を何度も行き来した若者はもうへとへとです

「あぁ、空が飛べたらすぐに行けるのにな　おっとぅ」

気付くと若者はキジバトの姿になり、空を飛んでいました

「これですぐ　おっとぅの墓に行ける　おっとぅ　デデポッポ」

その日以来、雨が降り始めるとデデポッポ（おっとぅ）デデポッポ（おっとぅ）とキジバトが山で鳴く姿が見られるようになったんだとか・・・

おわり

ちょっと悲しいお話ですよね(ﾉ△・｡)
鳥達には色々な逸話があって面白いです


うわっ！何か横切った！！Σ(ﾟДﾟ)
ヒヨドリさん、急に入ってこないでよ（汗）


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